民法第954条「相続財産の管理人の報告」

 

民法第954条 相続財産の管理人の報告

相続財産の管理人は、相続債権者又は受遺者の請求があるときは、その請求をした者に相続財産の状況を報告しなければならない。

 

意訳

相続財産管理人は、亡くなった人の債権者または遺贈を受ける人からの請求があったときは、その人に対して相続財産(遺産)の状況を報告しなければならない

 

条文解説

相続財産管理人に対する義務の一つについて書かれた条文です。

この条文では相続財産管理人は相続財産の状況によって利害が生じる人(相続債権者や受遺者など)から、その状況を報告するよう求められた場合には、それに応じなければならないとされています。

亡くなった方の債権者が債権を回収できるかどうか、あるいは、遺贈を受ける人にとって本当にその遺産を取得できるかどうかは大きな問題です。

彼らのこのような利益を守るために、相続財産の状況を報告するよう求める権利を与え、その報告を受けることができるようにされています。

 

関連記事

  1. 民法第976条「死亡の危急に迫った者の遺言」

  2. 民法第944条「財産分離の請求後の相続人による管理」

  3. 民法第946条「物上代位の規定の準用」

  4. 民法第970条「秘密証書遺言」

  5. 民法第898条「共同相続の効力」

  6. 民法第952条「相続財産の管理人の選任」

相続関連記事

PAGE TOP