民法第906条「遺産の分割の基準」

 

民法第906条 遺産の分割の基準

遺産の分割は、遺産に属する物又は権利の種類及び性質、各相続人の年齢、職業、心身の状態及び生活の状況その他一切の事情を考慮してこれをする。

 

 

意訳

遺産分割は遺産となるもの、権利の種類や性質、相続人の年齢、職業、新進の状態、生活状況などを総合的に考慮して行う。

 

 

条文解説

タイトルのとおり、遺産分割の基準について書かれたルールです。

実は遺産分割は法定相続分に応じて各相続人に遺産を振り分けることではなく、この条文に書かれている内容にしたがって決めていくべきことなのです。

 

たとえば「子供3人に3分の1ずつ平等に相続させたい」という場合、たしかに数字上は平等にみえますが、はたして中身は本当に平等と言えるでしょうか。

 

中身の平等を保つためには、財産の種類や相続人の状況を考慮して「誰に何を相続させるのがベストか?」を考えなければなりません。

 

 

★関連情報★

遺産分割の基準

 

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