相続の基本的なルールは「民法」という法律に書かれています。
つまり、民法は「相続のルールブック」と言っても過言ではありません。
民法の条文を分かりやすく解説していきますので、万が一の時に備えてしっかり理解してください。
民法とは
民法とは一般人同士の間のルールについて書かれた法律です。
民法は第1編~第5編の5部構成となっており相続は第5編に記載があります。
第1編 総則
第2編 物権
第3編 債権
第4編 親族
第5編 相続
民法の条文は第1条~第1044条まであり、相続のルールは第882条~第1044条に書かれています。
「第5編 相続」の構成
相続だけでも163の条文があります。
163の条文は次のように8つの章によって構成されています。
第1章 総則
第2章 相続人
第3章 相続の効力
第4章 相続の承認及び放棄
第5章 財産分離
第6章 相続人の不存在
第7章 遺言
第8章 遺留分
解説の流れ
条文1つごとに1つの記事で投稿し、ルールの解説を行います。
実際の記事では
1.法律を原文のまま記載
2.原文を意訳して言い換え
3.条文の解説
という流れで全部で3部構成を原則とします。
できる限り分かりやすい解説を心掛けていきますので、少しでも皆様のお役に立つことができれば幸いです。